涼しくする生活の知恵

今は、気温が高くなるとすぐに冷房をつけると思います。
しかし大昔には、そんなものがありませんでした、
ですから工夫して、暑さをしのいでいたといいます。
濡れたタオルを身体に巻いたり、植物を窓に垂らして緑のカーテンを作る取り組みが一般的です。
植物が日陰を作ってくれるので、気温が高くなっても室内が涼しくなります。
また、旬の夏野菜を食べることも身体を冷やすのに効果的だと言われていました。
また大昔から、保存食という文化が生まれていました。
食べ物を長期保存することで、食料の少ない冬でも生活を送ることがでるようになりました。
今では当たり前のように食べられている梅干しや干物も、立派な保存食の1つです。
誕生した当時は、非常に画期的な食品だと言われていました。
昔に保存食が誕生したおかげで、いまはレトルト食品やフリーズドライの技術が高まっています。
いつでも手軽に、おいしい食事ができるようになりました。
病気になった時の対処も、昔から言われていることがいくつかあります。
免疫力が低下することが原因なので、病気に打ち勝てるものを食べてください。
風邪をひいた時はミカンやカボチャなど、黄色い食品が良いと言われています。
その理由は、黄色い食品にはビタミンが豊富に含まれているからです。
ビタミンを摂取することで、身体の免疫力を高めることができます。
また身体を温めることもおすすめされているので、ネギやショウガなどが良いでしょう。